みなさんこんにちはAONAです!
先週のヴィーガンについての記事は読んでいただけましたか?メンバー内の会話では、「完全ヴィーガンはさすがに厳しいけど、週一のゆるベジチャレンジしてみる?」という話も・・・
さて、また月曜日新しい週の始まりです。
Another week, Another topic! ということで、今週のテーマは
エシカルファッション
安くてかわいい服が簡単に手に入る時代。だけど私たちが普段見ることのない服が作られている裏側では悲しい問題も起きています。今回はそれに関連する、ある大きな事件のお話です。
今から約7年前の2013年4月24日。南アジアはバングラデッシュで、8階建ての衣類工場ビルが崩壊しました。このビルの崩壊により、ビル内で働いていた1300人以上の労働者が亡くなり、2000人以上が負傷しました。
そもそもなぜこのような事件が起きてしまったのか。原因はビルの構造上の問題。違法な建築構造の下、定められた基準に満たされないまま建てられたビルだったのです。
この事件は、のちに世界の煌びやかなファッション業界の裏に潜む悲しい現実を浮き彫りにさせることとなります。
”服が安いのは、生産者の人件費を抑えているからなのでは?”
”そこで働く彼らの環境、そして人権は果たして保証されているの?”
ちょっと考えたらわかりそうなこのような事実が、実際に表面にでて世界で「解決されるべき問題」として扱われるようになったのです。
この事件を機に、ヨーロッパ、欧米、アジアそしてオーストラリアの20カ国以上、150以上のアパレル会社が ’the Accord on Fire & Safety in Bangladesh’ を始めとし、バングラデッシュの労働者人権問題改善のための幾つかの協定を結びました。
もちろん、このような問題を抱えるのはバングラデッシュ一国だけではありません。そして労働者の人権問題は、労働環境だけには留まりません。最近では、生産国で商品が作られる過程に目を向け、その安全性を発信するアパレルブランドも増えています。中には、それを裏付けるための認証マークを採用していることも。
服を買うときに、ふと、その服が同じ人の手によって作られてる様子を思い浮かべてみる。もしそこに、安全に服が作られている”証拠”があったら、その服がもっと素敵に見えたりしませんか?✨
Aona
参考:
The Rana Plaza building collapse in Bangladesh - one year on. (n.d.). Retrieved from
https://www.business-humanrights.org/en/the-rana-plaza-building-collapse-in-bangladesh-one-year-on-0
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