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執筆者の写真Risa Murakami

私たちの生活に潜むマイクロビーズ

更新日:2020年7月3日

今日は7月1日!新しい月がスタートしましたね!


7月は ”Plastic Free July" と呼ばれる月で,

さらに今日からプラスチック製レジ袋の有料化が日本でもスタートしました!


いよいよ季節は本格的に「夏」に変わり,

E2Bのテーマも夏を連想させる海への影響にフォーカスしていきたいと思います!


(去年Aonaと行ったプーケットの海)



私たちに癒しを与えてくれたり,時には自然の脅威を知らしめたり,

地球の気温を保ってくれ,そして人類も含めた生態系を支えてくれる



そんな海が現在様々な危機に直面してること,みなさんも知っていると思います😔


海洋汚染や死んでいくサンゴ,そして海に流れ込むマイクロプラスチックなどなど.


中でも今週と来週は特に,マイクロプラスチックとマイクロビーズについてみんなで考えて行けたらなと思います!


まずはこれらの定義について📚


マイクロプラスチック紫外線や波の影響で劣化し5mm以下の大きさになったもの

マイクロビーズ:中でも1mm以下の超微細プラスチックのこと



プラスチックは一度製造されると,分解されるまでに長い年月がかかり,プラスチックのレジ袋だと1000年以上かかるという研究もあります.(1000年!!!😵😵😵)


海に流れ込んだプラスチックゴミは,海の生き物を傷つけ殺してしまうことも.


じゃあポイ捨てしない限り,海にプラスチックが流れ込むことはないんじゃない?と思うかもしれません.(私は最初そう思いました😮)


そこで問題となってくるのがこのマイクロプラスチック,特にもっと微細なマイクロビーズです!



みなさんはこの中でマイクロビーズを含んでいるかもしれない製品を知っていますか??


①化粧品

②洗剤

③歯磨き粉


答えは,全部なんです!



例えば歯磨き粉


下の表の粘土調整剤として使われている「ポリアクリル酸Na (Sodium polyacrylate)」はマイクロビーズの一種です.(Poly- ポリから始まる成分がマイクロビーズに当てはまります)


そしてマイクロビーズは下水処理場で完全に除去されないため,海に流れ込むプラスチックの一部になってしまうんです😔🌊

(LION クリニカハミガキ 成分情報)



しかし最近では花王が2016年末までに従来マイクロビーズに当てはまっていた成分を全て代替素材に切り替えたり,


2018年6月15日には法改正され,企業がマイクロプラスチックの削減に努めなければならないことが法律で定められました!


そして家にあった全ての歯磨き粉をチェックして見たところ,マイクロビーズを含んだものは見つかりませんでした😌



そして今日から始まるレジ袋有料化


その目的を経済産業省はこのように書いていました


『何気なくもらっているレジ袋を有料化することで,それが本当に必要かを考えていただき,私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること』 まさにその通りだと思います!


私たちが日々買うもの,もらうものが本当に自分にとって必要か,どんな影響があるのか

を考えることがまずは第一歩なんだと思います🙂


ちょっと難しい話ばっかりになっちゃったけど,今日も読んでくれてありがとう!



Risa 参考文献:

海洋プラスチック問題の解決に向けた環境省の取組について 環境省

第4回海洋プラスチックごみの問題と,解決に向けて私たちができること NTTグループ https://www.ntt.co.jp/kankyo/column/earth/no4.html

クリニカハミガキ製品詳細 LION

Greenpeace

マイクロプラスチックビーズへの対応 花王

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